テレワークが定着し、働き方の多様化は、採用の在り方も変えつつあります。
オンライン勤務を前提とした採用、都心のオフィスを撤廃して永久テレワークを決断する企業など、スタートアップやIT企業を中心に遠隔地採用に乗り出す動きが出てきています。業態により違いはあれど「固定のオフィスに集って働く」従来の形から、副業も含め、いつでもどこにいても働けるような時代がもう、すぐそこまできています。新型コロナウイルスがもたらしたニューノーマル時代において、企業は柔軟な対応を求められています。そのなかで福利厚生についてご提案したいのが、社食サービス「びずめし」です。
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街なかにある飲食店を社員食堂として利用できる
「びずめし」は、オフィス近郊や、営業先、社員の居住エリアなど、街なかにある飲食店を社員食堂として利用できる福利厚生サービスです。
社員食堂(社食)といえば、オフィス内にある社員食堂やカフェスペースをイメージしますが、働き方が多様化し、通勤・在宅の選択肢も増えるなか、福利厚生の一環である「社員食堂」は、見直しが進むもののひとつです。
社員食堂のメリットはたくさんあります。オフィス街などでランチタイムが混み合う場合、移動と食事を1時間で済ませることは、あわただしさを伴います。また、近隣に飲食店がない、というケースもあるでしょう。
社員食堂では、安価に栄養バランスの取れた食事を提供でき、社員同士のコミュニケーションを促進するものとして、社員にとって「あこがれの福利厚生」のひとつです。
反面、外回りの営業や地方の拠点には設置がないなど、利用が難しいケースで不公平感を感じたり、スペースや食材、人件費など維持費がかかる社員食堂は、リモートの影響で稼働率が下がってしまっているなど、運営の負担が増えていることも事実です。
「びずめし」なら、社員に人気のある「食にまつわる福利厚生」を公平かつ、固定費なしで提供することができます。
「びずめし」誕生の背景
「びずめし」を提供しているGigi株式会社は、「人とお店にとって、最も優しいサービス」をコアバリューにフードテックサービスを提供しています。集客、予約、宅配など飲食店向けのサービスの多くは、飲食店から手数料をとることで成り立っています。お店側への負担は、料金に跳ね返り、結果、お客様の負担となります。
Gigiでは飲食店の負担が一切なく、お店を利用する側がサービス手数料を負担し、感謝やお祝い、応援の気持ちをお食事として贈る「ごちめし」や、コロナ禍で行くことができない行きつけのお店の食事券を先払いすることで応援するプロジェクト「さきめし」を展開してきました。
感染症拡大から1年がたった現在も、終息の糸口がみえない新型コロナウイルス。Withコロナを見据えた新たな生活様式が求められる中、一過性に終わらない、飲食店支援の仕組みを検討しました。
そのひとつとして、飲食店への集客を強めるための新サービスが「びずめし」です。地域の飲食店で福利厚生としての社食を提供できる仕組みです。個々の飲食店の売り上げ向上はもちろん、まちの飲食店が社食となることで、地域創生の循環的で継続的な支援策となると考えています。
「びずめし」が解決する課題
企業の人事総務担当、経営者にとって、びずめしはこんな課題を解決します。
- 社員の健康が気になる、でもオフィス内に社食は作れない
- 出社人数が一定ではないので、惣菜配達サービスは不向き
- 外食がいつも同じ、社割でいろんなお店を利用してみたい
全国約16,000店舗の登録店が「社食」になる
経営者にとってのメリット
健康経営の推進は、企業にとって重要な課題です。飲食店を社食にする、というユニークな福利厚生の導入により、従業員満足度の向上が見込めます。社員食堂を設置するスペースや投資が難しいケースでも、初期投資なしに社食を実現できます。働き方が多様化する中で、いかに従業員の健康を支援していくのか、生産性向上につなげていくのか、という課題を解決することができます。
また、社員への福利厚生を行うと同時に、飲食店へ足を運び、利用することで地域経済への貢献が可能となります。びずめしのシステムは、浮いた食事代を寄付につなげる社会貢献の仕組みを機能として備えています。寄付を通じて、地域の「こども食堂」を支援するなど、地域に貢献する施策としても活用いただけます。
人事・総務ご担当にとってのメリット
人事・総務の方は、従業員満足度向上による人材定着や採用活動などオフィス環境の整備を通じた社員の働きやすさ実現に心を砕いておられることでしょう。びずめしは、拠点・業務内容に関わらず全員に平等な福利厚生を実現できるサービスです。会社が提供する福利厚生の満足度を測ることは容易ではありません。びずめしでは、社員がお気に入りのお店を社食として推薦することで、満足する社食サービスを会社とともにつくりあげていくことができます。
従業員にとってのメリット
社食をもつ効果と同様に、社員同士のコミュニケーション・交流の場に活用できます。また、忙しくてもランチタイムを確保することによるリフレッシュ効果も得られます。社食では、メニューに飽きてしまう、といった問題も起こりがちですが、びずめしは、お店やメニューを選んで、その日に食べたいもの、好きなお店で食事をとることができることで、モチベーションアップにもつながります。利用するタイミングも昼食に限らず、飲食店が提供するメニューを好きなタイミングで利用可能なので、利用率の向上も期待できます。働く人にとって利便性の高いサービスなのです。
SDGsへの取り組みとしても
豊かで活力ある未来のために、SDGsを通じた具体的な成果を求められている今、「びずめし」は企業の課題の解決と新たな価値の創造を支援します。
ESG投資の観点からも、「びずめし」は導入企業の社員への福利厚生であると同時に、地域貢献活動の要素となります。
「びずめし」のポイント
では、びずめしとは実際にどんなサービスなのでしょうか。
ポイント① 社員が好きなお店を社食として推薦できる
びずめしを使える飲食店は、約15,000店舗(2021年3月末時点)です。社員が満足できるポイントとして、お店のラインナップは重要です。びずめしでは、ふだん利用している飲食店に 参加をよびかけるチラシをご用意しています。社員の方に配布いただくとびずめし事務局が飲食店へのサービス説明や、びずめし登録をサポートしています。
ポイント② 食事補助、社内表彰、社内交流など、さまざまな用途に活用可能
びずめしは、会社が対象となる社員に飲食店で使える食事券を付与する仕組みです。導入された企業には、管理システムをご提供しています。食事補助チケットを発行できるので、社食チケット以外に個人やチームへの表彰や、誕生日、社内の交流イベントに使えるチケットなど、福利厚生税制としても税制外の社員向け手当としても利用用途に合わせて自由な設計が可能です。
ポイント③ 社員がいつでもどこでも利用できる
登録したメールアドレス宛にチケットが付与できるので、社員はスマホからびずめしの管理システムにアクセスし、お店とメニューを選択することで、社食サービスを利用できます。会社からの補助額以上のメニューは差額を自己負担することで利用できるので、好みに応じて、選択肢が広がります。利用後にコメントを残せるので、社員同士がおすすめすることで交流が生まれます。
ポイント④ 予算を月ごとに管理する明朗会計
会社は、利用月ごとに予算を設定します。サービスの利用にかかるのは、予算×サービス利用料10%のみ※。予算額を先払いいただき、社員にチケットを付与することができます。
チケットは、全社員一括や、契約形態(正社員、パート等)に応じて付与が行え、利用実績の把握もできます。月末締めで利用実績を清算し、予算に達しない場合はご返金しています。完全従量制なので、経営にもやさしい仕組みです。
※ボリュームディスカウントについてのご相談も承ります
まとめ
働き方の多様化により、働く人の意識も変化しています。福利厚生も、会社から与えられるもの、という恩恵の枠を超えて、企業が大切にしているものはなにか、サステナブルな社会への態度を示すための手段となっています。
社員ひとりひとりが大事にしていることはなにか。働き手に「共感」し、地域社会を未来につないでいくために、社員と「共創」する取り組みが、ニューノーマル時代の企業経営には欠かせません。
びずめしの導入がそのお手伝いとなれば幸いです。
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